9/16・17 日本母乳哺育学会に参加!
タイトル「母乳を科学し、母乳哺育をサイエンスから支援する」
小児科の医師であり、小さく生まれた赤ちゃんを救う日本母乳バンクの代表理事の水野先生が会長なので、興味を持ち参加しました。
母乳は科学されています。母乳のベネフィットは計り知れないです。
周産期センターで働いていた時も、NICUの医師が超未熟児が生まれた時、わずかでもいいから母乳をもってきてほしいと
ママや支援する私たちによく言ってました。
それは小さい赤ちゃんが生き延びるのに必要なものだからです。
私たちは、早産児が壊死性腸炎で亡くなった悲しい体験をしたことがあります。
ご家族の悲しみの深さ忘れられません。
母乳には腸管の発達や蠕動を促し、障害を受けた上皮を修復する物質が入っています。
早産児を産んだ母親の母乳は、早産児に合わせた栄養素が配分され、消化吸収されやすくなっています。
また、母乳には免疫を抑制し、アレルギーを予防したり炎症を抑える成分が含まれています。
科学的にみても母乳の恩恵は計り知れません。
だからこそ、母乳のメリットを伝え、母乳を頑張れるようにママの傍で支えたいと考えています。
困っていたら連絡していただきたいです。
一人で頑張らなくてもいいです。
つらくなったら思いを聞かせてください。
一緒にやっていきましょう。
もし武蔵野市の方なら、産後ケアを利用していただければ、滞在時間が長いので
母乳外来の時よりも授乳を見させていただく機会が増えます。